動画制作のお仕事をする上で知っておくと便利な知識としては、画像編集スキルだけでなくシナリオ・デザイン・マーケティングスキルが挙げられます。
これらは必須ではないものの、持っているとクライアントからの安心感を得られる・さらなる仕事に繋がりやすいというメリットがあるのです。
とはいえ、「一体どのように勉強すれば良いの?」と疑問に思う方も多いはず。そこで今回の記事では、現役動画編集者オススメのシナリオ・デザイン・マーケティングの書籍をご紹介していこうと思います。
動画製作者におすすめの書籍まとめ
なるほどデザイン 〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
1つ目のおすすめ書籍はこちら。
タイトルの通り、目で見るだけで直感的にデザイン全般の知識を学ぶことができる本です。
- デザインの基本の基本
- 配置の工夫
- カラーの組み合わせ
- ターゲットを考慮したデザイン戦略
など、デザインの勉強をしつつ一部マーケティングの知識も自然に身につけることができます。
イラストがメインとなっている参考書なので、「本を読むのが苦手…」という方でも比較的抵抗なく読み進められる1冊です。
けっきょく、よはく 。余白を活かしたデザインレイアウトの本
2冊目はこちら。
「けっきょく、よはく。」は、デザインの「余白」の部分をピックアップしてピンポイントに学ぶことができるテキスト。シリーズ累計35万部を突破しているベストセラー書籍です。
初心者さんは「余白を埋めよう!」と努力しがちですが、実はその余白こそがデザインを引き立てる鍵となっているということに気づくことができます。
Amazonにアクセスすると試し読みもできますので、ぜひ中身をチェックしてみてくださいね。
センスがないと思っている人のための読むデザイン
3冊目は、「自分のデザインに自信がない…」という方にぴったりの書籍です。
デザインの基本の部分から解説してくれている初心者さん向けのテキストなので、副業を始める際の入門書としてもオススメ。
プロデザイナーとしての思考が文章化されているので知識だけでなく仕事に対するマインドも学ぶことができ、実際に本を読んだデザイナーさんからも「実用性が高い!」と評判が良いようです。
セールスコピー大全
4冊目は、セールスコピー(ものを売る・集客をするための文章)について学ぶことができる書籍。
「え?動画編集者にそんな知識必要なの?」と思う方もいると思いますが、このスキルがあるとより魅力的な動画作成ができるというイメージを持ってもらえると良いと思います。
視聴者がどの動画を見ようか迷っているときに、決め手となるポイントは以下の通り。
- サムネイル画像
- サムネイル画像に挿入されているテキスト
- 動画のタイトル
このわずかなスペースの中で、いかに情報を凝縮し、かつ視聴者の目を惹きつけられるか?というのは、動画の視聴回数・収益額に直結します。
クライアントとしてもこれらのパフォーマンスが上がれば嬉しいですし「まとめて外注できるならお願いしよう」と継続依頼の獲得にも繋がりますよね。
このような+αの知識をつけたい方は、ぜひこちらのテキストを読んでみてください。
セールスライティングハンドブック
最後にオススメしたいのはこちら。
コピーライティングの「究極のバイブル」と呼ばれるこの書籍は、30年以上前に発売されたものを再構成し改訂版として出版されたものです。
「売上を最大化すること」を目的としたコピーライティングのノウハウや、道筋の通った収益化までのシナリオをしっかりと学ぶことができます。
広告・DMからwebコンテンツまでさまざまな媒体に対応できるような戦略が解説されていますので、特に文字数の少ない動画のタイトル決め・動画本編に挿入する解説部分のテキスト決めなどに重宝しそうです。
内容は30年前のものとは思えないくらい充実しており、コピーライティングの基盤のぶれなさを感じることもできるでしょう。つまり、コピーライティングの知識は一度身につけてしまえばずっとあなたの武器になるということです。
シナリオ・デザイン・マーケティングの知識は、持っていると有利!
今回の記事では、動画編集者が持っていると便利なシナリオ・デザイン・マーケティングのスキルを身につけられるオススメ書籍を5つご紹介してきました。
これらの知識・スキルは必須ではないものの、他の動画編集者との差別化を図るため習得しておくとより仕事がしやすくなるものであるといえます。
- これから動画編集の副業を始めようと思っている方
- すでにお仕事を始めているが、なかなか上手くいかない方
このような方はぜひ、本記事で紹介した書籍をチェックしてみてくださいね。